保育園看護師とは

保育園看護師とは、看護師の資格またはそれに同等な立場の者が、保育園やこども園でケガをした子供の対応、保育士では出来ない投薬や塗り薬を親の代わりに行うことを主にしています。勤務形態は主に平日勤務、土日休日です。仕事内容や勤務形態は小学校でいう養護や保健の先生に近いですが、養護や保健の先生は看護師資格を持ちつつ、更に保健師という資格を持っていてその仕事に就いています。

保育園内では、子供達の日々の活動の中で怪我はつきものです。遊具や人にぶつかりコブが出来たり、折り紙などの紙類で手を切ったり、目に砂が入ったや鼻血が出たりと様々です。園内で軽く手当出来るのであれば良いですが、時には対応しきれない場合もあり、園医やかかりつけの医院に連れて行き受診させることもあります。地域によっては医療機関受診の際に車での受診することがありますので、普通自動車免許を持っていると有利な場合があります。

病気への薬の服用や、薬を塗ることを必要とするアレルギーを持つ子供も最近では多くみられますので、そういった子供には医療の資格を持った看護師が投薬等を行います。保育するにあたって多様な対応を求められるのが、保育園やこども園になっていますので、毎日決まった事柄だけを行う仕事ではないと知っていたほうが良いでしょう。

また、預ける保育園やこども園に看護師がいるだけで、保護者も安心出来るものです。看護師を常駐させることは国の決まりとはなっていませんが、医療専門の知識がある人がいることによって園内の運営もスムーズにいくので、重宝されていることは言うまでもありません。保育園看護師は勤務形態も働きやすく、なにより子供が好きな方にとってはメリットが多い仕事です。